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肩こり・腰痛が解消-健康と鍼治療-

パソコン病による肩こり・腰痛・目の疲れがひどくなった筆者が鍼治療によって治った経緯と東洋医学治療についてお知らせします。

   
カテゴリー「鍼治療と東洋医学」の記事一覧

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治療から予防 パソコンとインターネットの登場で変化した仕事と病気

イギリスで18世紀から19世紀にかけて産業革命が起き、社会が大きく変化した時、それまで無かった新しいことや問題がたくさん起きています。
 
現代においても、パソコンそしてインターネットの登場は、第二の産業革命と言える程、仕事内容が大きく変わりました。
さらには、エアコンの発展により夏も冬もオフィスでバリバリ仕事をするのが当たり前になっています。
シエスタ(昼寝)もありません!
 
これだけ生活(仕事)の内容が変化したのに対して私達の身体はすぐに適応できるのでしょうか。
生命力の強い○○さんは大丈夫と。身近に病気知らずの方がいるかもしれません。
でも大多数の方は何らかの問題を抱えて当たり前です
 
あなただけがつらいのではなく、皆、何らかの不調(病気の一歩手前)の状態で仕事をしているのです。
 
あまりにもスピードアップした社会に対して本能的にブレーキをかける手段としてスローライフやスローフードなども出てきているのでしょう。
でも、自分一人だけゆっくりしていたのでは競争社会についていけません。
競争社会の是非は置いといて、多くの人は競争に挑んでいく生き方を選んでいます。

その辺は下記の記事などを読んでもらうとして。
小田嶋隆氏のとても面白い話=全部読むには日経ビジネスへの登録が必要ですが、読む価値ありです。
 
競争社会・インターネットにより日本だけでなく世界中と競争しなければいけない現在の人々。
新たな病気やつらい症状が出てきて当たり前です。
以前は成人病と呼ばれていた病気が生活習慣病と呼ばれるようになり生命保険でもガン・心臓病・脳卒中は特別に生活習慣病特約として特約化されています。
 
これらは生活習慣の改善により予防できる病気ですが、ここ最近、増え続けているという点でも、
現代生活がこれらの病気にかかりやすい状態にあると言えます。
座りっぱなしの生活による肩こり・腰痛・頭痛、パソコン病や腱鞘炎、ドライアイなどの眼の疲れなど今まで以上に多くの身体の不調が人々を襲いつつあります。
しかも完全な病気ではない状態が続くこともつらさを倍加させます。
いつ治るか分からない、治療できないつらさは本人の心にダメージを与えます。

そのため、現代医学においても治療から予防に軸足が移りつつあります。
高齢化社会と高齢化労働の観点からも「予防」は重要です。
そこで東洋医学の出番ですが、東洋医学には「未病」という病気になる前の状態を指す言葉とそれを治す
「治未病」という言葉があり東洋医学の得意分野です。
 
西洋医学と東洋医学を使い分け融合させ、生活習慣の改善、未病の段階で治療することで「身体が資本」の
心身の健康を手に入れて自身の人生を豊かにすることができます。

鍼治療で目の疲れや頭痛・鼻炎が治る。

そもそも私が鍼治療に通い始めたのは肩こり・腰痛の治療がメインでした。
パソコンの使い過ぎにより肩こり・腰痛がひどくてバンテリンやてもみんなどのマッサージで対処していたのですが、何かいい方法はないのかと探している中でパソコン病を知り治療のため通院していました。

そのため、肩こり・腰痛を最初は訴えてそちらの治療をしてもらいましたが、問診の中で他の症状も話して治療していただきました。

【第一に目の疲れ】
パソコンや書類を使った仕事をする方ならほぼこれには悩まされているでしょう、。
私もパソコンを使って1日6時間以上は仕事をしていたため、目の疲れやショボショボ感は致し方ないのかなとあきらめていましたが、鍼治療と刺絡という治療方法ですっかり良くなりました。

ドライアイやショボショボ感は全く感じません。
長時間使った際の目の疲れは当たり前ながら、その程度が劇的に改善しています。

【第二に頭痛】
頻度等はまちまちながら月に3~4回は、頭痛が生じつらい思いをしていたのですが、前兆があった時に薬を飲めばすぐに収まるのですが、たまたま薬がなくて飲めなかった時は、かなり痛みが生じて苦しかったことを覚えています。

ところがこの頭痛は、綺麗になくなり、ここ数か月程、ほとんど生じていません。

【第三にアレルギー性鼻炎】
世の中で苦しんでいるスギ花粉には反応しないのですが、その他の花粉にはしょっちゅう反応し、一年のうち8か月程度は鼻をぐすぐすしていた私が今年はほとんど鼻炎にならないのです。

これに気付いたのがこの記事執筆のきっかけです。

鼻炎の薬は眠くなる&毎日飲む必要があります。しかも強い薬は眠くなるし、弱い薬は効き目が薄いで困っていましたので、アレルギー性鼻炎の事も伝えて、時々、刺絡という治療方法で治療してもらっていたのですが、気づけばここ2か月程、鼻炎にまったく悩まされていません。
 

この快適さは何でしょう!

腰痛や肩こりが効くのは、以前より何となく効くだろうなと想像はしていましたが、その他の症状まで次々と緩和されていくことから、東洋医学と西洋医学を上手く組み合わせて活用していければ、より健康を維持した生活が送れそうです。

ドイツのサッカーチームシャルケに所属するサッカー日本代表の内田篤人選手も鍼で治療を行っているとのニュースがありました。

内田篤人選手と鍼治療のニュース

世界中でパソコン・テニスやサッカーなどスポーツでの怪我・身体の不調に鍼を含めた東洋医学が使われることを願っています。
 

鍼治療の治療料金と治療の流れ

◆鍼治療の料金

鍼治療の料金は、大体、1時間6千円位です。
治療の内容などによっても違いが出てきますが、全体的に見てもらう場合は、
時間:1時間~1時間半
料金:6千円~9千円位
と想定しておけば良いでしょう。
その他に初診の場合には、初診料として2千円程が必要です。

リラックス系のマッサージが大体、10分千円であることから比べてもリーズナブルな料金といえるのではないでしょうか。
マッサージを1時間受ければ6千円ですからね


◆何回位通えばいいのか。
こちらは症状の程度により個人差がありますが、1回目でそれなりに効果があると思います。
私の症状であるパソコン病による肩こり・腰痛等は3回目位の治療が非常に効果大で、その時に大きく改善されました。その後も月に2回程度、定期的に通うことで半年位でほぼ治りました。

ただ、その後もパソコンを引き続き使っているために肩こり・腰痛がぶり返すことがあり、月に1回程度、
通って治療してもらっています。

◆治療の流れ
治療時は、まず予約を取ります。
初めての場合には、電話で症状を伝えて予約を取ります。
・症状
・いつごろからか
・仕事内容(思い当たること)
などを話しておきます。

当日は、特に食事制限やその他の制限はなく、普通に過ごします。
治療の後、だるくなる可能性がありますので治療終了後の激務や運動は控えてください。

治療院では、着替えがありますので到着後は着替えて治療の順番を待ちます。
(予約をしていますので、少し待てば治療です)

◆初診時の流れ
1.問診票記入
2.症状の確認(会話)
3.脈診
4.症状に沿った治療開始
・マッサージ
・温熱治療
・鍼治療
※鍼灸院によりやり方は異なります。

大体、1時間か1時間半で終わると思います。
個人差がありますが、終了後は長いマッサージを受けた後のような心地よさとだるさがでます。
1回治療を受けるだけでかなり改善されると思いますので、皆様、勇気を出して一度、門をたたいてみましょう。
つらい腰痛・肩こり・頭痛など、今までの悩みが解消するかもしれません。

 


注射は痛いが鍼は痛くない?

健康診断の注射や治療時など注射される機会は多いのですが、結構、痛いですよね。
我慢できない痛さではありませんが、できれば避けて通りたいもの。

それに対して同じく鍼を使う治療法である鍼治療、鍼は痛いのではないかというイメージを持たれている方も
多いと思いますが、鍼の痛みは注射の痛みと全然違います。

【鍼が痛くない理由】
皆さんは注射針の太さはご存知でしょうか。
採血用針:直径0.7mm
輸血用針:直径1.2mm
注射の場合は、液体の注入や血液を吸い上げを行いますので、ある程度の太さが必要です。

それに対して鍼治療は、刺してつらい個所のツボに刺激を与えるだけですので、鍼を細くすることができます。
0号鍼(最も細い鍼):直径0.14mm
3号鍼(全身用鍼) :直径0.2mm
と注射用に比べてかなり細い鍼を使うことがお分かりいただけると思います。

痛みの神経機構、疼痛看護学概論によると皮膚には1平方センチメートルあたり100個~200個の痛点があるとのことで、注射針ではどうしても痛みが生じてしまいます。

【鍼の痛み=刺す時】
鍼は非常に細い鍼を利用することから刺す時はほとんど痛くありません。
治療者の腕に左右されるとのことですから、刺す時に痛い場合は、上手くない人かもしれません。

【鍼の痛み=ひびき】
それでは、鍼は全く痛みを感じないのか?というと違います。
治療者によってやり方が異なるが、ツボに鍼が届いた時、肩こりや腰痛のコリがほぐれた時に「ひびき」と言われるズーンと重くなる感覚が伝わってきます。
それまで刺された感覚がなかったのに「重い感覚がゆっくりとひびいてくる」のがひびきです。

◆ひびきと痛みの区分
  感覚 方向 速度 内臓・器官との関連
ひびき 重だるい、水が流れる、虫が這う感じ 局所から末端および体躯に向かう二方向 徐々に、ゆっくり ある
痛み 電気が走る感じ 末端に向かう一方向 早い ほとんどない
出典:鍼灸の世界 呉澤森著 集英社新書

このひびきが来ると、治療が効いている証になりますので、この痛み(感覚)は全く心配ありません。
慢性的な腰痛や肩こりで感じている感覚に近いかもしれません。

結論:鍼は痛くありませんので、安心して鍼を打たれてください。(笑)
鍼治療に通う子供もいるそうですので、痛いのを恐れていると笑われてしまいます。

腰痛や肩こりだけではない。鍼治療で治る病気!

鍼治療を一部の「知っている人だけ」で独占するな(笑)!

私の鍼治療のイメージは、お爺さん・お婆さんになってからいわゆる鍼灸治療を行うものだと思っていた。腰痛・肩こりを鍼で治そう・治るとは考えてもおらず、鍼の治療院を探したことなどなかった。

まだ、鍼治療を行った事がない方はみなさんそうでしょう。
 
今回、鍼治療に行ったのも「パソコン病」というパソコンの使いすぎによる腰痛や肩こりといった身体の不調を治せるということからで、どんな治療法であれ治ればよいという思いから通院したのがきっかけでした。その後、スポーツ選手やダンサーなどが鍼を活用していることなどを教わりました。

ただ、鍼治療は保険が効かない(条件が複雑)、先生によりやり方・能力が異なるなどという問題があるため、
飛び込みで行くより紹介やじっくりと評判や評価を見極めてからの方がいいでしょう。

また、世界的に鍼治療は認められていて1979年に世界保健機関(WHO)が臨床経験に基づく適応疾患43疾患を発表しています。

鍼治療は、「知る人しか知らぬ治療法」で、もっともっと鍼治療を活用しましょう。というのが言いたかったことです。
 

【神経系疾患】
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
【循環器系疾患】
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分秘系疾患】
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
【生殖、泌尿器系疾患】
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
【婦人科系疾患】
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善


東洋医学は従来の西洋医学とは異なった常識の個所が多く、とまどう点もあると思いますが、最初はそういうものなんだと受け流して、ああなるほどな と腑に落ちた点を気を付けていけば良いと思います

鍼は、細くて刺される瞬間は、ほとんど痛みがありません。
中国の鍼はもっと太いということですが、日本人の方が繊細で敏感らしく、細い鍼で効き目があるとのことです。

【鍼の写真】
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【刺されている姿】
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プロフィール

HN:
Rainbowtrout
性別:
男性

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