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肩こり・腰痛が解消-健康と鍼治療-

パソコン病による肩こり・腰痛・目の疲れがひどくなった筆者が鍼治療によって治った経緯と東洋医学治療についてお知らせします。

   

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インナーマッスルとは

インナーマッスルは、内側の筋肉のことをいいますが正確に分類されているわけではありません。
 
私は、身体を支える筋肉がインナーマッスル、力を出す筋肉がアウターマッスルと理解しています。
 
筋肉は、身体の表皮の内側から骨に至るまで折り重なるように存在します。
その中で外側にある筋肉は、主に大きく力を出す筋肉で、重い荷物を持つ時、スポーツの時などに力を発揮します。
 
それに対して体の内側で骨と骨を繋いだり、大きな筋肉の内側で身体のパーツを支える筋肉がインナーマッスルです。
 
インナーマッスルは、身体の姿勢やバランスを保つ筋肉で、意識しない状態で働いてくれる筋肉です。
そして、この筋肉が麻痺し弱ることで身体に対してあらゆる不調が出てきます。
 
疲れやすい、肩こり、腰痛などの原因の一つがこのインナーマッスルの不調です。
 
姿勢を保つ筋肉が弱っているわけですから少し歩くだけでも疲れてしまいます。
内臓や背骨を支えていますので猫背・胃腸の不調などにもつながりますし、生活リズムや姿勢の悪さ、
同じ姿勢の続けすぎがそもそもの原因ですから身体全体がおかしくなっています。
 
これを改善するためには、適切な治療を受ける、インナーマッスルを鍛えるの二つを並行して進めることが良いでしょう。
 
あまりにもつらい場合には鍛えることは後回しで治療を最優先してください。
 
私は、パソコン病の治療後に、腸腰筋・腹筋・脊柱規律筋を中心に鍛え始めたところ、体質改善に繋がっています。
 
 
鍛え方・マッサージ等は後日~
 

人間以外に鍼を打つことはあるのか?

競走馬(サラブレッド)では、古くより笹針という人間の鍼や刺絡に近い疲労回復方法があります。

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競馬で走ることはサラブレッドといえども大きな負担で、疲労がたまると骨折や体調不良を引き起こすために、体調管理については、人間以上に大切に扱われていたかもしれません。
何億円~何十億円の競走馬もいますので。
 
サラブレッドは、レースを何度か走ると疲れからか筋肉が固まり(コズミ)、血液の循環が悪くなります。
そこで、笹針という特殊な針を馬の身体に刺して刺激を与えるとともに悪い血を出して疲労回復を行う治療が
行われていました。
 
JRA(日本中央競馬会による説明)
血液の循環が悪くなり、鬱血(うっけつ)状態を起こすと、全身コズミや跛行を呈することがある。
このような時肩、腰等部分的にあるいは全身的に針を刺し、鬱血をとる。これを乱刺手術(ササバリ)という。
乱刺手術に使用する特殊な針が笹の形に似ているところから笹針と呼ばれるのである。 


最近では、ペットに対して鍼治療を行う獣医さんが出てきているようです。
日本動物鍼灸治療研究会
 

治療院と治療を受けている写真集

鍼灸院に行ったことのない人にとっては、鍼灸治療ってどんな感じ?

着替えはあるの?
どこで着替えるの?
トイレはあるの?

と分からない事が多いでしょう。
分からない・知らないがゆえに不安で行きづらいなあと悩んでいる人もいるかと思います。

私の通っている「治し家=角谷院長」での治療風景を掲載しますので、ご覧ください。

治療院内にはロッカーがありますので、鍵つきロッカーで着替えます。

着替えは治療院備付の治療用の服に着替えます。一回一回洗いますので清潔です。
トイレも洋式トイレがありますので安心です。

待合室にはお水やお茶もありますし、足を温める温熱器で温まるのも気持ち良いですよ。

【ロッカー】と【温熱器】
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治療室内のベッド&ドーム型の温熱器(ここに入ると温かくて汗が出ます。)

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 ベッドと温熱器です。





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 角谷先生による脈診(脈を診て体調や悪いところを調べます)





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ふくらはぎマッサージ(ふくらはぎは第二の心臓)、この後、足指への刺絡も行います。






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 腰へのインナーマッスルマッサージです。これがズーンと効きます。





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 横を向いての鍼治療。横を向いて背骨の脇にある筋肉のマヒ(コリ)を取ります。




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 腰への鍼治療、私は腰・肩・首の治療が中心です。






角谷先生のパソコン病・五十肩治療は、温熱器での温め・刺絡治療で悪い血を出す・鍼治療でインナーマッスルのコリ(マヒ)を取る・インナーマッスルマッサージと複数の治療法を合わせて使うことに特徴があります。

身体の不調には複数の原因があることやその時の体調により具合の悪さが変化しますので、問診・脈診で、その日の状況を判断して上手く治療していただけます。

治し家のホームページはこちら



 

鍼治療がなぜ効くのか(効果があるのか)、その理由

鍼治療ってなぜ効くのか不思議ですよね。

東洋医学的には鍼灸師は鍼を持った気功師といい、経絡(気や血の流れ)を流れる気に働きかけ、気を使って効果を発揮させるといいます。
つまり、誰が鍼を刺しても同じ効果を発揮するわけではなく、使い手の技量や癒し手としての能力に左右されるということになります。

鍼灸師は鍼を使って自身の気を患者に送り込んで病や痛みを取り除くのです。

そのため、痛い個所やつらい個所に直接的に鍼を打つのではなく、時には症状が出ていない個所に鍼を打つことで病根を取り除くことがあります。

【日本の鍼は細く、痛みがないように鍼管という管をかぶせます】
鍼は痛くない?
写真をクリックすると拡大しますので、その細さを見てください。さらにオレンジの管が鍼管でこれを被せることで刺す時の痛みが無くなります。この鍼管は日本で発明されたとのこと。
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科学的な効果については、各地で研究が進められているようで、日本鍼灸師会によると下記のように考えられているとのことです。


鍼灸の効果の研究は、各地にある研究所、医療機関、鍼灸大学、短期大学などで意欲的に進められております。
総合的には、鍼灸刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用して、その結果として、中枢性及び反射性の筋緊張の緩和、血液及びリンパ液循環の改善等の作用があり、
ひいては、生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)に働きかけるのではないかと考えられています。

また、古来より認められている鎮痛効果の解明も次ぎのような諸説があります。

◆ゲートコントロール…針刺激が脊髄において痛みを抑制する。

◆エンドルフィン…針刺激がモルヒネ様鎮痛物質の遊離を促し痛みを抑制する。

◆末梢神経の遮断効果…針刺激が末梢神経の痛みのインパルスを遮断する。

◆経穴(ツボ)の針刺激による痛覚閾値の上昇による鎮痛効果。

◆血液循環の改善…筋肉の緊張をゆるめ血行状態を良くする。




東洋医学は科学的に証明されていないことも多く「なぜ」という点では疑問が残ります。
しかし、効果については患者自身の個人差・治療者による個人差があるとはいえ、大きな効果があると思います。

【鍼治療とインナーマッスルマッサージ】
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私の場合、肩こり・腰痛といったメインの症状はもちろんその他の症状も治り鍼治療の効果に驚いたのが当ブログを始めたきっかけです。

パソコン病(肩こり・腰痛・めまい・目の疲れ)についてのまとめ

多くの人が悩まされている現代病の典型、パソコン病

現在、パソコンの使い過ぎによる身体の不調「パソコン病」で悩む人が増えつつあります。
これは、パソコンを使いはじめてすぐに起こる病気ではなく、長い期間使い続けることで引き起こされる職業病的な不調で、VDT症候群と言われることもありますが、VDT(ディスプレイ・モニタ)だけでなくキーボード・マウス操作・姿勢・ストレス等を含めた総合的な症状のことを言います。

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パソコンを使うと「筋肉・目・神経」等において農作業や製造業とは異なった部位を活用することになります。
このパソコン病について31年の治療経験を持つ角谷先生(治し家)が研究し治療方法を見出しました。


【パソコン病になる原因】
一言でいうとパソコンや携帯電話。ゲーム機の使い過ぎです。
その中でも次の5つが大きなポイントです。

◆同じ姿勢を取り続けている
パソコン作業は同じ姿勢を長時間続けることが多く身体の一部に負担がかかりやすい。

◆同じ筋肉を使い続けている
小さな動きが中心で特定の筋肉を集中して使い、しかも負荷自体は小さいことから筋肉疲労を感じにくくダメージが慢性化して蓄積される。

◆ディスプレイ画面を見続けている
ディスプレイを見続けることで目や脳への負荷が大きく、処理する情報が多くなり続けている。

◆長時間労働や夜勤・交代制勤務(身体のサイクル変調)
業種により長時間労働、グローバル化による夜勤の増加等による生物としてのサイクルが狂い、
身体がついていけず不調に陥りやすい。

◆業務内容増加による精神的ストレス
IT革命により一人の人間が処理できる情報量が増え仕事の密度が増加。また、一人の仕事の失敗が会社に与える影響が大きくなり
失敗やトラブルに対してのプレッシャーが強くなった。


【パソコン病の症状】

◆初期症状
首・肩・腰・背中のコリや痛み
目の疲れやドライアイ

◆悪化した場合
頭痛・吐き気・五十肩・頸椎ヘルニア・めまい・腱鞘炎・うつ・慢性疲労症候群・肺がんなど

上記の症状が複合して生じる上に、普通の病院では特に異常なしと診断されることが多いことも特徴です。
後述しますが、筋肉や腱のコリは明確な病気とは診断できないのです。
そうすると、人には分かってもらえない、病院では異常なし=健康体ということで、精神的に追い詰められることがあります。
つらさが精神的なものだと思い込んでしまったり、我慢してストレスをためたりすることで症状が重くなります。


【パソコン病の仕組み】

表層筋と深層筋(インナーマッスル)

なぜ、パソコン病になるのか?
原因を見ると何となくパソコンの使い過ぎや生活習慣リズムの乱れが身体に悪いことが分かると思います。しかし、それだけではありません。

パソコン病になる仕組とマッサージで完治しないのは、インナーマッスルと呼ばれる身体を支えている筋肉がこってしまうからです。
身体を動かすとアウターマッスル(外側の筋肉)とインナーマッスル(深層筋)をバランス良く使います。
アウターマッスルは大きな力を出す時に特に活躍する筋肉です。一方、深層筋は、身体を支えたり小さな動きの時に動く筋肉です。

パソコン作業では同じ姿勢・同じ動作で小さい(弱い)動きを長時間繰り返すことが特徴で、アウターマッスルよりインナーマッスルを使います。
そのため、深いところにある筋肉のインナーマッスルが凝ってしまいます。

運動をした時のコリは表面のコリですので、マッサージなどで簡単にとることができます。
しかし、深層筋のコリは、奥にあることから通常のマッサージではその個所まで届かず治療がしにくいのです。
また、一日や二日でできたコリではなく何年もの間に生じたコリであることから治りにくく、、骨折や腫瘍は病根が明確で病院で治療できますが、コリを手術や薬で治療するのは難しいのです。


【背中を治療されている私】
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プロフィール

HN:
Rainbowtrout
性別:
男性

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