病院に行くと、診察や検査の結果、病名が診断される。
結果的に、病名が不明の場合にはストレスや不定愁訴として何らかの名前が付けられます。
つい最近まで、人間の身体は、かなりの部分が解明されていて、治らない病気はあっても、
分からない病気や症状は、それ程ないものだと思っていました。
しかし、意外にも患者が症状を訴えていても症状が治らないどころか分からないことがまだまだ多いということを知りました。
遺伝子レベルの事まで研究が進んでいながら、実は筋肉や腱の事は分からないことだらけです。
そのため、肩こりや腰痛の完全なメカニズムは、まだわかっていません。
日本では、肩こりや腰痛に悩まされている人が、30代以上では8割から9割にも上りながら、
不明点が多いのです。
その他にも原因不明の疲労や吐き気、めまいなどが数多く訴えられている現状です。
めまいなどもメニエール病など明快な原因が分かっていれば良いのですが、そうでない場合、
検査の結果、異常なしです。
ストレスや気のせいでしょうといって薬だけ渡されて帰る例は多々あります。
サッカー選手、アーセナルのスター、ロビン・ファン・ペルシが腱を切った時に、
セルビアの民間療法、馬の胎盤で腱を包んで回復させる方法を試して話題になりました。
結局、上手く回復せずに手術を選択し、今では元気にプレーしています。
原因が分からない病、難病指定の病気、
何とか治らないかという事は常に考えます。
免疫系の異常=自分の身体を自分で攻撃してしまう。
学びたいところ。
東洋医学の分野では、原因不明の症状も治ることがありますので、
学んでいきたいと思っています。